自律型ロボットと人がコラボ、清水建設が次世代型生産システム構築


2017年07月17日 14時30分

来年早々、関西でシステムを適用した建設工事に着手
清水建設は7月12日、最先端技術を搭載した自律型ロボットと人がコラボしながら工事を進める次世代型生産システム「シミズ スマート サイト」を構築したと発表した。

同システムは、作業半径を調整する水平スライドクレーンロボット、溶接トーチを自在に操る柱溶接ロボット、天井や床材を2本の腕で巧みに施工する2種類の多能工ロボットの計4種類が核となり構成されている。

各ロボットへの作業指示はタブレット操作で行い、指示を受けたロボットは、自己の所在位置を認識しながら現場内を移動し自律的に稼働する。稼働状況や作業結果はタブレット画面上でいつでも確認できるという。

30階建て基準床面積3,000平方メートルのビル建設で6,000人の省人化効果
清水建設によると、同システムを30階建て基準床面積3,000平方メートルクラスのビルに適用した場合の省人化率は、揚重・搬送作業で75%、天井・床施工で75%、柱溶接作業で70%。人数にして、合計約6,000人の省人化効果があるという。

また省人化効果を考えると、個々の建機・ロボットの減価償却は2~3現場の転用で可能としている。

70%以上の省人化目指す
清水建設では、来年早々関西にて、このシステムを適用した高層ビルの建設工事に着手する。ロボットを適用する工種では、竣工までに70%以上の省人化を目指すとしている。

(画像は清水建設ホームページより)


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清水建設 ニュースリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2017/2017011.html